ファンクみたいな
テクノみたいな
ダブステップみたいな
ベースみたいな
ロックみたいな
パンクみたいな
ドローンみたいな
ハウスみたいな
ノイズみたいな

頭の中で渦巻く文字の逃げ場
全部隠したまま始まって終わるような
いるのかいないのかわからないまま
貶されたり嘲笑われたり
燃え残りに最後に上がる尊い煙のような
誰にでもあって誰にでもないような
大きいような小さいような
透明の柔軟体