2016-01-01から1年間の記事一覧

365日どんな時も、何があっても彼女と二人で過ごしてきた この一年、楽しいことがたくさんあった 仕事がつらいことなんてざらにあったし、彼女を困らせることも悲しませることもたくさんあった でもたくさん笑ったし楽しかったよ いい一年だった、去年よりも…

しとしととおとがふる ひたひたとひとがあるく ひとのようでひとでないひとでなしのひとびと かげのないかげがかえがたいいのちをおとしていく さかなととかげとひびのあわ あわまくあわれなとかいのいえなきもの ひかりがひかるときひかれてひかりになる み…

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引き込まないで 虹色の中に 光が粒になるその中に 溶け込まないで 東京の中に 人が物になるその中に 文字の変化で心の着色 暗い色はいくらでも使えてしまう 大きいバケツを用意して 冬のベランダで凍らせてしまう 追いかけられ続ける虫の様に 出そうで出ない…

錄.

今日はたまに、の精神科の日だった 朝8:00手前に起きて彼女を見送り二度寝した 雪が降っていた 多く 早めに家を出て11:00頃クリニックについた かなり待ち時間があるとのことだったので頼まれていた買い物と、自分の買い物をした 診察は長めだった様な気がす…

現(うつつ)

自分の自己管理のできてなさに呆れる 呆れるのにできない したいのにできない 僕の悪は全て自己愛が取り巻いてると思うけど どうしても今日はダメだ なんとなくうまくいっているような感覚だけど 一人きりで取り残されているような気になったりできているよ…

とても寒い 氷の板を四方より八方より押し付けられている様だ 指の間を抜ける風は、確かに指がきっちり揃っていることを確認させてくれる パンクジャズを聴いて俯いている 鼻水が出ているのかどうかわからない 感覚が失われていく 秋を寝かしたまま冬は突然…

銀の塀に吸い込まれる 目を離そうとすることができない リムショットでサビを奏でられてしまった 彼女を想い、温かいうどんを思う 電球を回す動作こそが人間らしさと言えるのではないだろうか 音楽を聴いている実感がある 風が冷たく刺さり続けている 乱暴に…

日録

珍しく5連勤明日で真ん中 美味しいご飯をたくさん食べられたり、 羽毛布団で温めたり、 穏やかな町を散歩したり、 充実していて幸せだなと感じることが多い 仕事はつらいけどなんとかなってる 今は埼玉のある駅のホームでこれを書いている 寒い。とても寒い…

そよ風を受け続けて頭痛を感じるね 大きい鳥は怖いな、大きいから 椅子が一人で踊って、いつか崩れた 刀の音で客が切られる、刀の音で 新しい服の匂いが好きだな 新しいものはどんどん古くなって行くね 物も感覚も古くなるのは怖いことだな レモンを齧って走…

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儚さで溶ける花弁の様に切なさで壊れる心の様に愛しさで剥がれる仮面の様に疎ましさで焼ける皮膚の様に温かさで痺れる睫毛の様に賢さで崩れる思考の様に秋は忍び足で近づいて皆の心を冷たくさせる皆の涙を温かくさせる皆の足を早くさせる冬は気づけば隣町草…

日録

衣替えとまではいかないけどとても寒いのでジーンズとさっぱりしたニットを出した当然のことながら埃みたいなもので。アレル気味なので窓の外でバフバフやった今日はこれを着るぞジーンズはちょうど良さを極めている感じでもう少し余裕がほしい今日は連休最…

水も滴るいい袋絞め金でゆっくりと絞められる脳黒ひげ危機一発のように遊ばれている心臓だ痛み止めを粉々にして水で流し込む美味しいコーヒーを2つ。あなたと私へ「蝸牛」というタイトルの大好きな歌バンドであることが一番だと思わせるような歌いくらBcc:に…

東京を見透かした言葉をメロディに乗せた歌頭が痛くて前髪のカーテンを下ろしているサラリーマンは私の腕を見て席を去った湿ったフリをして乾いた風が放射能のような悲痛を与えて下さる罵声と嘲笑に笑顔で答えて1日が終わるあゝようやっと終着駅。

時と場合によって消えたり増えたり人工空調により、揺れるプラスティック雨が降れば穏やかに笑う歌がある頭上から降り注ぐ雨と共に現れた黒い傘リバーブのかかったスネアが跳ねる、白い粉私や人々に構わず勝手に平常を保とうと進んだり止まったり始発から終…

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踊ってばかりいたいけどそうもいかない国馬鹿騒ぎと過労死の橋渡り大きい声と小さい声、ニュースのパワーバランス無感情のタメ口と引きつり気味の敬語腕時計をする間は時間は無視しようあなたになって見た世界はどんな色「夢がある」なのに逆さ吊りの腹の中…

半径5mで感じる秋湿度が高く次第に強まる雨休日の入り口まだかまだかと迎えを請うディスコに合わせて歩幅を整えたミラーボールは微笑む様だよ鳥は風に、優しく揺らされているここには喜びも幸福もある時間をいつまでも繋いでいく終わることなく増幅させていく

アートシアターの夜明け前ネズミを追ってこんなところまで来てしまった飯につられるとどうにもかなわんここは何という町なのか潮の匂いが微かにする道が凸凹で歩きづらいったらないなジメジメとして嫌な空気だあのネズミがあんなに逃げ足が速いとはな仕方な…

直角に向かうよいろんなものを突き刺して鋭角に向かうよいろんなものを剥ぎ取って骨格を描くよ有る事無い事織り交ぜて錯覚を起こすよパラレルワールド抱き合って三角は崩れるよ線と線を切りあって感覚を忘れるよ飛ばされていく凍る村へ

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アートシリアル、テクニカルパレードオープンライフ、ハードポイントラックドーズ、グーンポップシニカルハフ、ボーゥトファウンドパーティシック、ラフパナマイースバイト、マウントサグスリープリアル、シネマウェルドギーニッガ、オートシザーポストフル…

ファンクみたいなテクノみたいなダブステップみたいなベースみたいなロックみたいなパンクみたいなエレクトロニカみたいなドローンみたいなハウスみたいなノイズみたいな頭の中で渦巻く文字の逃げ場全部隠したまま始まって終わるようないるのかいないのかわ…

床上1.5メートルを残して水中ベッドに寝転べば目先には魚が泳いでいる1滴も落ちることなく緩やかに水面は揺れている何を思っているのか想像もつかない深呼吸、吐くと波打つ天井水槽重力を無視して、常識も世間体も無視して夢のような夢の中

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聴いたことあるようなないようなさっぱりした粘着呼吸の音がしているはずが、音階に変わる出尽くした感性に飾りをつけてオリジナル橋に住むゴキブリ睡眠の一寸隣瞬きが鈍るための錆止め空気が震えるのを確かに確認伸びた爪の使い道、覚える不便さ鳴る鐘のモ…

トイピアノ叩く幼い猫チェロを弾く白ひげの老いぼれ朱色のワンピース裸足ではしゃぐ少女ウインドベルが控えめに鳴る緩い空気の初冬 あと10日恥をかいた翌日のリビング夢の中で転がっていた母偽物を叩き鳴らす弟憂い眼の犬つまらない液晶鳩と虫の木無音ーーー…

話すスピーカーと寝息水中走る命たち延々泡を吐く機械水を飲む様に吸う煙草吐く煙は美しく舞うことはなかった流されていく右から左へなんとなく消えたフリをしてそこにいる曇り、25℃カーテンは閉めきられている開いたブラインドからは灰色の光が差す休日を手…

限界の駅通り過ぎる光動いているのはこれ黒い曲線割れる音声、笑う生物輪郭のみの確認歩く73年、話す48年色の影響判断の音猫の歌と夏の歌意識する 意識しない6年の経過、結果否定と軽蔑の時間心の経過崩れていく砂の城歌の歌詞と踊る11歳木々の成長とヒトの…

風と車と花の音右と左をいく迷い虫機械の鳴き声10メートルゴム質の跳ねる感触、柔軟さ黄色の電車は2分後に汚れた地面を潰す黒円鉄が揺れる夜の8時サイレンがサラウンド放送がサラウンド見たアニメの数秒の様人が俯く中に紛れ込んだ