日録

衣替えとまではいかないけどとても寒いのでジーンズとさっぱりしたニットを出した当然のことながら埃みたいなもので。アレル気味なので窓の外でバフバフやった今日はこれを着るぞジーンズはちょうど良さを極めている感じでもう少し余裕がほしい今日は連休最…

水も滴るいい袋絞め金でゆっくりと絞められる脳黒ひげ危機一発のように遊ばれている心臓だ痛み止めを粉々にして水で流し込む美味しいコーヒーを2つ。あなたと私へ「蝸牛」というタイトルの大好きな歌バンドであることが一番だと思わせるような歌いくらBcc:に…

東京を見透かした言葉をメロディに乗せた歌頭が痛くて前髪のカーテンを下ろしているサラリーマンは私の腕を見て席を去った湿ったフリをして乾いた風が放射能のような悲痛を与えて下さる罵声と嘲笑に笑顔で答えて1日が終わるあゝようやっと終着駅。

時と場合によって消えたり増えたり人工空調により、揺れるプラスティック雨が降れば穏やかに笑う歌がある頭上から降り注ぐ雨と共に現れた黒い傘リバーブのかかったスネアが跳ねる、白い粉私や人々に構わず勝手に平常を保とうと進んだり止まったり始発から終…

◻︎

踊ってばかりいたいけどそうもいかない国馬鹿騒ぎと過労死の橋渡り大きい声と小さい声、ニュースのパワーバランス無感情のタメ口と引きつり気味の敬語腕時計をする間は時間は無視しようあなたになって見た世界はどんな色「夢がある」なのに逆さ吊りの腹の中…

半径5mで感じる秋湿度が高く次第に強まる雨休日の入り口まだかまだかと迎えを請うディスコに合わせて歩幅を整えたミラーボールは微笑む様だよ鳥は風に、優しく揺らされているここには喜びも幸福もある時間をいつまでも繋いでいく終わることなく増幅させていく

アートシアターの夜明け前ネズミを追ってこんなところまで来てしまった飯につられるとどうにもかなわんここは何という町なのか潮の匂いが微かにする道が凸凹で歩きづらいったらないなジメジメとして嫌な空気だあのネズミがあんなに逃げ足が速いとはな仕方な…

直角に向かうよいろんなものを突き刺して鋭角に向かうよいろんなものを剥ぎ取って骨格を描くよ有る事無い事織り交ぜて錯覚を起こすよパラレルワールド抱き合って三角は崩れるよ線と線を切りあって感覚を忘れるよ飛ばされていく凍る村へ

◻︎

アートシリアル、テクニカルパレードオープンライフ、ハードポイントラックドーズ、グーンポップシニカルハフ、ボーゥトファウンドパーティシック、ラフパナマイースバイト、マウントサグスリープリアル、シネマウェルドギーニッガ、オートシザーポストフル…

ファンクみたいなテクノみたいなダブステップみたいなベースみたいなロックみたいなパンクみたいなエレクトロニカみたいなドローンみたいなハウスみたいなノイズみたいな頭の中で渦巻く文字の逃げ場全部隠したまま始まって終わるようないるのかいないのかわ…

床上1.5メートルを残して水中ベッドに寝転べば目先には魚が泳いでいる1滴も落ちることなく緩やかに水面は揺れている何を思っているのか想像もつかない深呼吸、吐くと波打つ天井水槽重力を無視して、常識も世間体も無視して夢のような夢の中

◻︎

聴いたことあるようなないようなさっぱりした粘着呼吸の音がしているはずが、音階に変わる出尽くした感性に飾りをつけてオリジナル橋に住むゴキブリ睡眠の一寸隣瞬きが鈍るための錆止め空気が震えるのを確かに確認伸びた爪の使い道、覚える不便さ鳴る鐘のモ…

トイピアノ叩く幼い猫チェロを弾く白ひげの老いぼれ朱色のワンピース裸足ではしゃぐ少女ウインドベルが控えめに鳴る緩い空気の初冬 あと10日恥をかいた翌日のリビング夢の中で転がっていた母偽物を叩き鳴らす弟憂い眼の犬つまらない液晶鳩と虫の木無音ーーー…

話すスピーカーと寝息水中走る命たち延々泡を吐く機械水を飲む様に吸う煙草吐く煙は美しく舞うことはなかった流されていく右から左へなんとなく消えたフリをしてそこにいる曇り、25℃カーテンは閉めきられている開いたブラインドからは灰色の光が差す休日を手…

限界の駅通り過ぎる光動いているのはこれ黒い曲線割れる音声、笑う生物輪郭のみの確認歩く73年、話す48年色の影響判断の音猫の歌と夏の歌意識する 意識しない6年の経過、結果否定と軽蔑の時間心の経過崩れていく砂の城歌の歌詞と踊る11歳木々の成長とヒトの…

風と車と花の音右と左をいく迷い虫機械の鳴き声10メートルゴム質の跳ねる感触、柔軟さ黄色の電車は2分後に汚れた地面を潰す黒円鉄が揺れる夜の8時サイレンがサラウンド放送がサラウンド見たアニメの数秒の様人が俯く中に紛れ込んだ