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ある日突然うしなったもの
を、かき集めるように歌謡を聴く
12月
今年も走馬灯のごとく終わろうとしている
年を明けると歳が増えてしまう
27clubなんて唱えてみても淡々と年は暮れていく
昔の親友と連絡が取れた
時間が巻き戻ったように静かな夜で、電話をした
何も変わってないようで、色んなことが変わった
お互いに
時間はとても残酷に見えて、実はそうでもないかもしれない
いつか顔を合わせる約束をした
笑っちゃうね。
来年、僕は結婚する
10年前の自分、5年前の自分
想像つくかい、君はとても素晴らしい人と共に暮らしているよ
大きい病気もせずに
あまり金はないが それでも幸せに生きている
幸せを捨てきれなかったね
幸せになる資格がないだなんて、思う必要はまったくないんだよ
今その素晴らしい人は目の前で花を飾っている
庭の紅葉は綺麗な色になっている
雨に打たれても意外と強そうです
思い出したように詩を読んで、どうしようもないくらい影響を受けたザマを見てくれ
これが僕なわけなんだけど
健やかに生きていきたいね
諦めないで居続けようと思うよ