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銀の塀に吸い込まれる

目を離そうとすることができない

リムショットでサビを奏でられてしまった

彼女を想い、温かいうどんを思う

電球を回す動作こそが人間らしさと言えるのではないだろうか

音楽を聴いている実感がある

風が冷たく刺さり続けている

乱暴に人々は腰を下ろす

大きい岩が三角錐の上で無になっている

指を触れた途端に壊れるものが多すぎる世界だ

緩んだ靴紐のまま歩いていた

 

混乱させる 混沌の中 昆虫の涅槃

次から次へと電車が来ては人々を下ろし、乗せ

どこかへと走り去って行く

暗闇の中へ消えて行く

静かな山奥へ